Heine えりさんのブログ
Heine えりです。
オリンピックでは様々な競技を見ることで私達はたくさんの元気をいただきました。
頑張る姿は美しいことではあり、
特に日本人は、ストイックに努力を
することを美しいとする傾向が強い気がします。
私は80歳の母と暮らしているのですが、
彼女の受けてきた教育は、
自己を犠牲にしてでも人につくすことを善しとするものでした。
人の役にたつことが彼女にとっての、
アイデンティティーでありましたが、
数年前より体調をくずし、
筋力も体力も衰えてそれができなくなりはじめました。
80になって自分の存在価値を見失った母はあがきます。
はじめは無理をして、
いくらたしなめても、痛々しい位に頑張っていたのですが、
だんだんと頑張りもきかなくなりはじめまじた。
私でも、去年は10できていたことが、
今年は7割しかできなくなっている。
それが老いるということであたりまえだし、
仕方がないかと思ってしまう。
ところが母はそんな自分が許せない。
人の世話になるのはみじめだ
と嘆きはじめる。
自分なんかいないほうがいぃと口にし続ける…。
そこには3人を介護して見送った母の潜在的に
封印した想いが見え隠れします。
無理をして頑張ってきた証でもあるのでしょうが…。
がんばらない
歌の歌詞にもあるように、
自分の限界がどこまでかを確かめるために私達は生まれてきたわけではなく、
頑張りすぎないことも、
大切なのではないかと思います。
いっぱいいっぱいでやっていると、
しんどくなりすぎたり、うまく流れていかなくなると誰かのせいにしたくなる。
思ったようにできない自分や、
自分の窮地をわかってくれない周囲に対して、
ネガティブな想いを抱き続けるよりも、
私は、いいかげんがいいと思っています。
いぃかげんは好いかげん
だめだめな私だから、
人に頼ったり、助け合ったり、
そんなドラマが美しい。
肩の力を抜いてみたら笑い逢う時間が増えませんか?
優れていなくても、色々と足りないとこや、
人と違うところがあっても、
今ここで、あなたと一緒に生きて、
同じ時間をわかちあえることに、
感謝して、
笑顔で日々を過ごせるなかに、
小さな幸せがあるんじゃないかな…って。
頑張りたくても頑張れない時
ちょっと笑顔が少なくなったかなって思ったとき
ハイネを思い出してください。
あなたの肩に入りすぎた力を
ちょっと軽くするお手伝い
ハイネにおまかせくださいね。
By Heien えり