COLUMN
生必クリーナーコラム
「昔の写真アルバムが大量にあって捨て方に困っている」「アルバムの処分方法が分からない」などのお悩みはありませんか?
福山市では、アルバムは基本的に「燃やせるゴミ」として処分できますが、金具が付いている場合は取り外す必要があるなど、いくつかのルールがあります。また、大切な思い出が詰まったアルバムだからこそ、適切な処分方法を知りたいと考える方も多いでしょう。
本記事では、福山市でアルバムを処分する具体的な方法や費用について詳しく解説します。さらに、アルバムを処分する際の注意点や保存方法についてもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
福山市でアルバムを捨てる場合、さまざまな方法があります。それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、状況に合わせて選びましょう。アルバムの主な処分方法は以下の6つです。
福山市では、写真アルバムは基本的に燃やせるゴミとして処分できます。アルバム本体が紙やプラスチックでできている場合、そのまま市指定の透明または半透明のゴミ袋に入れて、週2回ある燃やせるゴミの日にゴミステーションへ指定の時間までに出しましょう。
ただし、アルバムの金具(リングや留め具など)が付いている場合は取り外してください。金属部分を取り外せない場合は、アルバム全体を不燃(破砕)ゴミとして処分しなければならない場合があります。
アルバムから写真を剥がす必要はありませんが、ページが厚い場合は無理に詰め込まず、ゴミ袋に収まる程度に小分けにして出しましょう。なお、写真そのものも燃やせるゴミ扱いで問題ありません。
アルバムに金属製のリングや留め具があり、取り外せない場合は「不燃ゴミ(破砕ゴミ)」として処分します。不燃ゴミは福山市では月に1〜2回収集日が設定されています。
指定の透明または半透明の袋に入れ、不燃ゴミの日にゴミステーションへ出してください。大型のアルバムで袋に入らない場合でも、一辺が2m以下で大人2人で運べる程度の大きさであれば、不燃ゴミとして収集してもらえます。
燃やせない素材部分があるアルバムは無理に燃やせるゴミに出さず、適切に不燃ゴミに回してください。不燃ゴミも収集手数料は無料で、決められた日に出せば市が回収してくれます。万一収集日程に合わず大量に出る場合は、持ち込み処分を検討しましょう。
収集日を待てない場合や大量のアルバムを処分したい場合、福山市のゴミ処理施設へ直接持ち込むことができます。アルバムの種類に応じて持ち込める施設が異なりますので、下記の表で確認してください。
施設名 | 所在地 | 受入品目 |
---|---|---|
福山ローズエネルギーセンター | 箕沖町107番地14 |
・燃やせるゴミ(紙製アルバムなど) |
リサイクル工場 | 箕沖町107番地2 |
・容器包装プラスチックゴミ |
慶応浜埋立地 | 柳津町2285番地 |
・容器包装プラスチックゴミ |
福山リサイクルセンター(民間施設) | 箕沖町 |
・容器包装プラスチックゴミ |
受付時間はいずれも月~金曜日の8時45分~16時45分(祝日・年末年始を除く)で、土日祝に臨時受入を行う場合は広報などで告知されます。持ち込み処分手数料は基本無料で、家庭から出るアルバム程度であれば費用はかかりません。
持ち込む際は事前に各施設へ連絡し、受付時間や分別方法を確認しておくと安心です。福山市内から出たゴミしか持ち込めない点に注意し、自分で運べない場合は市の許可業者に収集を依頼しましょう。持ち込み時も家庭ゴミ同様にアルバムの金具は可能な限り外し、可燃物と不燃物に分別した状態で搬入してください。
アルバムや写真を個人情報の観点から確実に処分したい場合は、専門業者の機密書類の溶解処理サービスを利用する方法があります。ヤマト運輸や日本郵便などが提供しているサービスで、専用の回収ボックスにアルバムごと写真を入れて密封し、そのまま製紙工場で溶解処分するものです。
自宅から宅配便で送るだけで処理が完了し、溶解証明書を発行してもらえるため、他人に写真の中身を見られる心配がありません。費用の目安は専用ボックス1箱あたりヤマト運輸で約1,650~3,080円、日本郵便で1,500円~程度とされています。
サービスによっては法人限定や会員登録が必要な場合もあるので、申し込み前に利用条件と料金を確認しましょう。なお、写真は特殊な印画紙のため本来製紙用の溶解処理には適さない素材ですが、機密処理サービスではリサイクルではなく焼却含む適切な方法で安全に廃棄してくれます。
思い出の写真やアルバムをただのゴミとして捨てるのに抵抗がある場合は、神社やお寺でお焚き上げ供養を依頼する方法もあります。不要になった写真やアルバムを寺社に持ち込み、他の御札やお守り類と一緒に炉で焼いて供養してもらう伝統的な処分方法です。
福山市内でも対応してくれる寺社がありますが、事前に問い合わせて受け付けているか確認しましょう。一般的なお焚き上げの料金相場は、写真数枚程度なら1,000~2,000円、ダンボール1箱分など大量の場合は3,000~10,000円ほどが目安です。
料金や受付方法は寺社によって異なりますので、インターネットや電話で事前に確認しておくと安心です。依頼する際は、燃えやすい紙製のアルバムであればそのまま持ち込み、ビニールカバーなど燃え残りそうな部分は外しておくと丁寧です。
また、お焚き上げは多くの場合その場で立ち会う必要はなく、後日お礼参りに伺う程度で構いませんが、写真という個人情報が含まれる品ですので信頼できる寺社に依頼するようにしましょう。
分別や運搬の手間をかけずにアルバムを簡単に処分したい方には、専門の不用品回収サービスがおすすめです。当社のような福山市から正式に一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者なら、お電話一本でご自宅までお伺いし、アルバムを含む不用品をスムーズに回収いたします。
プロの回収サービスの最大のメリットは、お客様自身が重いアルバム類を運び出す必要がなく、ご希望の日時に合わせて処分できる点です。当社のスタッフがご自宅内から丁寧に運び出しますので、ご高齢の方やお忙しい方でも手間なく処分できます。
費用面では、アルバム1冊だけの回収ですと割高に感じられる場合もありますが、長年使わなくなった家具や家電など他の不用品と一緒にご依頼いただくと、まとめて片付けられてお得です。
大切なのは、必ず福山市から正式に許可を得た業者を選ぶことです。残念ながら無許可の業者による不法投棄トラブルも報告されています。安心してご依頼いただけるよう、当社では福山市発行の許可証番号を明示し、適正な処理を徹底しております。お見積りは無料ですので、アルバム処分でお悩みの際はお気軽にご相談ください。
処分せずに保管する場合や、デジタル化して残したい場合のアルバムの保存方法をご紹介します。
まだ処分せず手元に残すアルバムは、できるだけ直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。写真は紫外線に弱く、日光や蛍光灯に長時間さらされるとインクが漂白されて色あせの原因になります。
また高温多湿の環境も厳禁です。写真には現像時の薬品(酸)が残留していることがあり、湿度や熱によってそれがにじみ出ると写真がベタついたり変色したりします。日本の住宅でありがちな押し入れは暗所ではありますが湿気がこもりやすいため要注意です。
アルバムを押し入れや納戸にしまう場合は、防湿剤(乾燥剤)を入れたり、ときどき扉を開けて換気するなど湿度対策をしてください。理想的には温度20℃前後・湿度50%程度の安定した環境が望ましいとされます。過度な乾燥も避けつつ、直射日光と湿気からアルバムを守ることで、思い出の写真を長期間きれいに保管できます。
保管スペースが足りない場合や、自宅より良い環境でアルバムを保管したい場合はトランクルーム(レンタル収納スペース)の利用も検討しましょう。トランクルームは収納に適した空調設備を備えた保管専用スペースで、湿度や温度が管理されており、大切なアルバムをカビや劣化から守って保管できます。
直射日光も入らない構造になっているため、光による写真の退色も防げます。近年は個人利用も増えており、福山市内でも屋内型トランクルーム(エアコン完備)や屋外コンテナ型の貸し倉庫が提供されています。
費用の目安は広さや立地によって幅がありますが、小型サイズ(0.5~1畳程度)で月額数千円~1万円前後、1畳以上の広めの区画では月額1~2万円程度が一般的です。たとえば1畳程度のスペースなら月6,000~15,000円ほど、5畳ほどの大型区画では月20,000~40,000円程度が相場となっています。地方都市では都心より安い傾向にあります。
アルバムの量や予算に合わせてプランを選べば、自宅の環境に不安がある場合でも安心して長期保管が可能です。貴重なアルバムを湿気・虫害から守るために、トランクルームの活用も有効な方法です。
アルバムを物理的に保管する代わりに、写真をデジタル化する方法もあります。自宅のスキャナーやスマートフォンカメラを使って写真を撮影し、デジタルデータとして保存できます。
写真の枚数が多い場合は、スキャン代行サービスの利用も検討してみましょう。富士フイルムなどでは700枚まで約20,450円(1枚あたり約30円)のパック料金で提供しており、アルバム丸ごとスキャンするサービスも9,500円程度からあります。
業者に依頼すれば、短時間で大量の写真をデータ化でき、色補正や傷修正などのオプションも利用できます。データ化した後は、ハードディスク・USBメモリ・クラウドストレージなど複数箇所にバックアップしておくと安心です。
デジタル化しておけば、アルバム本体を処分しても思い出を劣化なく残せ、災害などで失われるリスクも軽減できます。
処分方法ごとのおおよその費用目安を以下にまとめます。自治体回収は無料で利用でき、民間サービスは利便性と引き換えに費用が発生します。
燃やせるゴミとして処分する | 無料 |
---|---|
不燃(破砕)ゴミとして処分する | 無料 |
福山市のゴミ処理場に持ち込む | 無料(要事前確認) |
融解処理を業者に依頼する | 約1,500~3,000円/箱 |
神社・寺院でお焚き上げをしてもらう | 約1,000~10,000円 |
不用品回収業者に依頼して処分する | 業者の設定料金によって異なる |
福山市では燃やせる・不燃ゴミの収集や処理場への持ち込みは基本的に無料で利用できます。一方、民間サービスを利用する場合は費用が発生しますが、利便性や特別なニーズに対応できるメリットがあります。
融解処理サービスやお焚き上げ供養の料金は、依頼する量や内容によって大きく変動します。特にお焚き上げは寺社によって料金体系が異なるため、事前に確認が必要です。
不用品回収業者の料金は、アルバムだけでなく他の不用品も一緒に回収する場合や、作業の難易度によって変わります。上記の料金はアルバム数冊程度の回収を想定した目安ですので、実際の料金については各サービス提供者に直接お問い合わせください。
アルバムを処分する際に知っておきたい注意点をご紹介します。
写真プリントは普通の紙とは異なる印画紙で薬品コーティングされており、リサイクルのための溶解処理に適しません。古紙(新聞や雑誌)と一緒に資源ゴミに出すことはできないので、必ず燃やせるゴミとして処分してください。
なお、小学校や中学校の卒業アルバム(印刷製本されたもの)は写真を貼っていないため資源ゴミとして出せるケースもありますが、一般的なアルバムや写真プリントは再生紙にできない点に注意が必要です。
アルバムや写真をそのまま捨てると、他人に中身を見られてプライバシーが漏れる可能性があります。ゴミステーションは鍵が掛からない開放状態のところも多いため、捨てる写真には氏名・住所などが写っていないか確認しましょう。
人物写真についても心配であれば、ハサミで細かく切るかシュレッダーにかけてから燃やせるゴミに出すと安心です。アルバムの表紙裏などに記入した個人情報(氏名やメッセージ)がある場合も、該当ページを破り取って裁断するなどしてから処分すると良いでしょう。
アルバムをスキャンしてデータ化した場合、そのデータの保管にも注意が必要です。デジタルデータは便利な反面、機器の故障や紛失で一瞬にして失われるリスクがあります。大切な写真データは外付けHDDやクラウドなど複数の保存先にバックアップを取りましょう。
定期的にデータの整合性をチェックし、新しい媒体に移し替える(データの引っ越し)ことも長期保存には有効です。デジタル化したからといって安心せず、二重三重の備えで思い出を守ってください。
本記事では、福山市でアルバムを処分する方法を解説しました。福山市ではアルバムは基本的に燃やせるゴミとして処分できますが、金具付きの場合は不燃ゴミになり、収集日が月に1〜2回程度のため、回収のタイミングまで待たなければなりません。
早くアルバムを処分したい方は、市の処理場への持ち込みや、お焚き上げサービスの利用、スキャンしてデジタル化するといった方法もあります。
すぐに処分したい方、ほかの不用品とまとめて処分したい方は、不用品回収業者の利用がおすすめです。生必クリーナーは、福山市から許可を得て不用品回収を行っているため、安心してご利用いただけます。
さらに、不用品回収以外にも、遺品整理やゴミ屋敷清掃、買取サービスも行っています。見積もりは無料で行っているので、電話・メール・LINEからお気軽にご相談ください。
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