COLUMN
生必クリーナーコラム
「福山市で粗大ゴミを処分したいけど、どこに持ち込めばいいの?」「持ち込み処分の費用はどれくらいかかるの?」「処理施設の手続きが複雑そうで不安」などのお悩みはありませんか?
福山市では粗大ゴミの処分方法として、戸別収集と自己搬入による処理施設への持ち込みの2つの方法があります。持ち込み処分は自分のタイミングで処分できる便利な方法ですが、対象品目や手続きについて正しい知識を持っていないと、現地で受け入れを断られてしまう可能性があります。
本記事では、福山市で粗大ゴミを処理施設に持ち込む具体的な方法、受け入れ施設の詳細、処分費用、注意点などを詳しく解説します。処理できない品目についても詳しく触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
福山市における粗大ゴミの定義は他の自治体と異なる独特な特徴があります。福山市では「粗大ゴミ」に該当するものは「燃やせる粗大ゴミ」を指し、一辺がおおむね2m以下の木製家具類や寝具類が対象となっています。
具体的には以下のような品目が粗大ゴミに該当します。
一方で、多くの方が粗大ゴミだと思いがちな品目でも、福山市では異なる分類になるものがあります。
また、2mを超える大型家具は粗大ゴミとしては処理できません。このような品目は解体して2m以下にするか、別の処分方法を検討する必要があります。
このような独自の分別ルールを理解せずに処理施設に持ち込むと、受け入れを断られる可能性があるため、事前に品目の確認をしっかりと行いましょう。
参考: ごみ分別辞典(福山市)
福山市では市民が直接処理施設に粗大ゴミを持ち込む自己搬入による処分が可能です。戸別収集の年4回を待たずに、自分の都合の良いタイミングで処分できるのが大きなメリットです。
福山市で粗大ゴミの持ち込みが可能な処理施設は以下の2箇所です。
参考: ごみ処理施設等の所在地(福山市)
福山ローズエネルギーセンター
所在地 | 福山市箕沖町107番地14 |
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受付曜日 | 月曜日~金曜日、一部日曜・祝日 |
受付時間 | 8時45分~16時45分 |
問い合わせ先 | 084-954-4170 |
福山ローズエネルギーセンターは2024年8月に名称変更された比較的新しい施設で、従来は「ふくやま環境美化センター」として知られていました。主に燃やせるゴミ全般や粗大ゴミの焼却処理を行う施設です。
平日以外にも日曜日および一部の祝日に受け入れを行っているのが特徴で、平日忙しい方でも利用しやすくなっています。休日の受入日程は市の公式サイトで随時更新されているので、事前に確認してください。
慶応浜埋立地
所在地 | 福山市柳津町2285番地 |
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受付曜日 | 月曜日~金曜日(土日・祝日は休み) |
受付時間 | 8時45分~16時45分 |
問い合わせ先 | 084-934-3247 |
慶応浜埋立地は最終処分場として機能しており、主に燃やせない不燃ゴミや破砕ゴミ、粗大ゴミの埋立処分を行う施設です。福山ローズエネルギーセンターと異なり、土日・祝日は受け入れを行っていないため注意が必要です。
福山市の処理施設への粗大ゴミ持ち込み処分は、家庭から出る通常の粗大ゴミであれば基本的に無料です。これは行政サービスの一環として提供されているためで、戸別収集と同様に処理手数料はかかりません。
ただし、例外的に処分手数料が必要になるケースがあるため注意が必要です。事前に処理施設へ電話で確認し、費用の有無を問い合わせておくと安心です。
処理施設への粗大ゴミ持ち込みは以下の手順で行います。
特に事前連絡については、品目や量によって受け入れ可否や処分手数料の有無を確認する必要があるため大切です。連絡先は環境総務課(084-928-1073)または各施設の担当部署となります。
また、福山市では市内家庭から出たゴミのみを受け入れているため、必ず住所確認が行われます。大型家具は自分で運び降ろす必要があるため、必要に応じて人手を確保し、可能な限り事前に解体しておくとスムーズに搬入できます。
福山市では環境保護や安全上の理由から、一部の品目について粗大ゴミとしての収集・処理を行っていません。これらの品目は専用の処分ルートを利用する必要があります。
家電リサイクル法で指定された4品目は、福山市では一切収集・処理を行いません。これらの品目は法律により適切なリサイクルが義務付けられているためです。
対象品目は以下の通りです。
これらの処分方法は販売店による回収、許可業者への依頼、指定引取場所への持ち込みの3つがあります。販売店による回収では買い替え時にリサイクル料金と収集運搬料を支払って引き取ってもらえます。許可業者への依頼は家電リサイクル法の許可を持つ業者に依頼する方法で、郵便局でリサイクル券を購入後、指定引取場所へ自己搬入する方法もあります。
引っ越しや大掃除、リフォームなどで一度に大量に発生したゴミは「一時多量ゴミ」として通常の粗大ゴミ収集では対応できません。
具体的には以下のようなケースが該当します。
一時多量ゴミの処分方法としては、許可業者への依頼が最も一般的です。また、処理施設への分割搬入として少量ずつ数回に分けて持ち込む方法や、再利用可能な品物がある場合はリサイクル業者の活用も検討できます。
福山市では安全性や環境への配慮から、以下の品目を「処理困難物」として収集・処理を行っていません。
車両関連
これらは自動車用品店や専門業者での処分が必要です。
危険物・有害物
これらは専門の回収業者や販売店での処分が必要です。
特殊品
これらは専門業者による処分が必要となります。
パソコン・モニター類
これらは「メーカー回収」または「小型家電リサイクル法」による処分が必要です。
建設・工事関連
福山市では戸別収集では回収できないが、処理施設への持ち込みであれば処分可能な品目があります。これらは「処理困難だが家庭から少量出る廃材類」として特別に受け入れられています。
建材・住宅関連
これらは戸別収集では回収されませんが、処理施設への自己搬入であれば処分可能です。ただし、事前に電話で相談することをおすすめします。
大型家電・特殊品
これらの品目は大きすぎて通常収集できませんが、処理施設であれば受け入れ可能です。
処理施設に持ち込む際は、事前相談が大切です。品目によっては処理手数料が発生する可能性があるため、必ず事前に電話などで確認するようにしましょう。
また、適切な分別を行い、可能な限り材料ごとに分別して持ち込むことが求められます。安全な状態での搬入のため、鋭利な部分は保護し、安全に配慮した状態で持ち込みましょう。
本記事では、福山市における粗大ゴミの持ち込み処分方法について詳しく解説しました。市の処理施設への持ち込みは基本的に無料で利用できる便利なサービスですが、運搬手段の確保や分別作業、施設での搬入作業など、一定の手間と労力が必要です。
生必クリーナーでは福山市内全域で不用品回収サービスを提供しており、自治体の許可を取得した正規業者として安心してご依頼いただけます。また、不用品回収だけでなく、遺品整理やゴミ屋敷清掃など幅広いサービスも展開しています。見積もりは無料で行っているので、電話・メール・LINEからお気軽にご相談ください。
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