COLUMN
生必クリーナーコラム
金庫の処分方法がわからないと、お困りの方は多いのではないでしょうか。金庫は特殊な材料で作られており、一般的なごみとは異なる処理が必要であることから、基本的に自治体では処分してくれません。
金庫を処分する際は、専門業者や不用品回収業者に依頼しないといけません。
本記事では、福山市での金庫の処分方法や処分前の注意点について解説します。処分する金庫の種類や状態によって適切な処分方法が異なるため、参考にしてみてください。
目次
福山市で金庫を処分する方法は6つあります。
処分方法ごとに特徴があるので、処分したい金庫の種類に応じて決めなければなりません。一つずつ見ていきましょう。
片手で持てる小型の手提げ金庫だけは、不燃(破砕)ごみで処分できます。
ただし、現金の保管と施錠以外に機能が追加されているポータブル金庫は対象外です。機能が追加されているために不燃ごみの対象外となっている金庫の例は、以下のとおりです。
不燃ごみで捨てられるのは、素材が金属の簡易な手提げ金庫のみです。収集日は月に1,2回しかないのでタイミングは限られますが、金属製の手提げ金庫であれば無料で処分できます。
金庫を買った店舗が近くにある場合は、引き取ってもらえるか聞いてみましょう。販売店によって対応は異なりますが、金庫の処分や引き取りサービスを提供している場合があります。
買い替える場合は、購入時に処分したい金庫の引き取り交渉ができるかもしれません。
また、ホームセンターや金庫メーカーに連絡を取り、相談してみるのもひとつの手段です。まずは金庫を販売している店舗を探し、引き取りを依頼できるか確認してみてください。
金庫が重くて運べない場合は、金庫専門の業者に処分を依頼しましょう。金庫の鍵開けや修理、鍵の複製など、専門性の高い業者の多くは処分や回収も受け付けています。
金庫の運び出しに必要な機材も用意しているため、自宅まで引き取りに来てくれます。また、専門業者であれば解錠できない金庫の鍵開けなども依頼可能です。
ただし、処分を依頼する際に費用がかかるため、事前に見積もりをもらっておくようにしてください。
金庫が新しく、機能に支障がない場合はフリマサイトやリサイクルショップなどで売却ができます。売却が可能な金庫の特徴は、以下のとおりです。
ただし、金庫はデリケートに扱わなければならない物である特性上、売却先は限られてしまいます。
また、金庫の搬出や積み込みが容易にできる場所に設置していることも、売却に必要な条件のひとつと言えるでしょう。金庫の重さによっては追加で搬出や運搬費用がかかることから、場合によっては赤字になる可能性があります。
金庫を売却するのであれば、事前に重さやサイズを調べておき、送料がどれくらいになるか計算しておきましょう。
状態がいい金庫なら、友人や知人に譲るのもおすすめです。傷などの使用感があっても機能面に問題がない金庫であれば、必要としている人が受け取ってくれる可能性は十分にあります。
なお、耐火金庫の場合は耐用年数が設けられており、経年劣化で耐火性が落ちることから年式が古い物ほど需要が少なくなります。また、セキュリティ面を重視する人は、鍵のタイプが電子テンキー式や指紋照合、静脈認証式でないと難色を示されるでしょう。
手放す金庫ともらい手のニーズが一致しないといけないので、譲渡するまでに時間がかかります。しかし、タイミングよく引き取ってくれる人がいれば、処分費用をかけずに手放せます。
金庫以外にも家具や書籍など処分したい不用品が多数ある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
電話やメールで問い合わせをすれば、都合のいい日に業者が自宅まで回収に来てくれます。搬出や積み込みもしてくれるため、自身で金庫を運ぶ手間が不要であることも大きなメリットです。
買取り可能な不用品があれば処分費から相殺でき、安くなる可能性もあります。忙しくて時間がなく、不用品の処分を一気に終わらせたい方は、不用品回収業者に依頼しましょう。
金庫を処分するために知っておくべきポイントは2つあります。
金庫の種類や状態を把握すれば適切な処理方法が選びやすくなるので、ひとつずつ押さえておきましょう。
金庫は大まかに、以下の2種類に分けられます。
不燃ごみに出せる手提げ金庫は防盗金庫に含まれますが、簡易的な構造であるため、耐久性や防盗性はやや劣ります。一方の耐火金庫は、金属以外にも気泡コンクリートが含まれていることから、不燃ごみとして処分できません。
処分したい金庫が耐火性を備えている場合は、専門業者か不用品回収業者に依頼しましょう。
金庫にも耐用年数があるため、購入して一定以上の年月が経っている物は、買い替えや処分が必要です。日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会定めている、金庫の耐用年数は製造後約20年です。
耐火金庫は使用されている耐火材が経年変化により水分量が減少し、耐火性能が低下します。
一方の防盗金庫は経年劣化により、以下のトラブルが発生しやすくなります。
製造されてから時間が経つほど性能は衰えるだけでなく、状態がいい物でも売れにくくなったりもらい手が少なくなったりします。不要になった金庫は、できるだけ早めに手放しましょう。
金庫を処分する際に注意すべきポイントは、以下の4つです。
それぞれ確認していきましょう。
中身が確認できない金庫は譲渡や処分が困難になることから、解錠を先に依頼してください。専門業者によっては、中身が不明の金庫の処分を引き受けない場合もあるくらいです。
また、中身が不明の金庫からは、土地の権利書や歴史的価値のある文書などが見つかることも珍しくありません。解錠費用は発生しますが、処分するためにも中身を空にできない金庫は、早めに解錠してもらいましょう。
金庫の処分費用は重いほど高額になり、運搬・搬出費用が上乗せされる場合も考えておかなければなりません。
例えば、重さが30kgの耐火金庫の処分費用は2万円前後とされています。しかし、搬出や運搬費用が上乗せされると4~5万円に膨らむことも珍しくありません。
業者によっても料金体系が異なるため、事前に見積もりや問い合わせが必要です。
処分費用の問い合わせをする際には、金庫の大きさや重さを把握してから、相談するようにしましょう。わからない場合は、メーカーや型番だけでも調べておくだけでもスムーズに進められます。
金庫を売却または譲渡する前に付属品が一式あることを確認し、揃えておきましょう。
金庫の付属品が揃っていないと、譲渡や処分ができなくなる場合もあります。例えば、据え置き金庫の主な付属品は以下のとおりです。
とくに、説明書は必ず用意しておきましょう。金庫がテンキーや生体認証、指紋認証式だった場合、説明書がないと設定方法がわからず施錠ができなくなってしまいます。
つまり、必要な付属品がない金庫は次の人が使えないので、処分するしかないと言えます。
金庫処分を依頼する業者が信頼できるか、チェックすることも重要です。
まずは、不用品回収に必要な許可を自治体から得ているか、確認してみてください。業者が一般家庭から不用品回収を行うためには「一般廃棄物収集運搬業」許可が必要です。
許可がないと違法行為とみなされ、依頼したとしても不法投棄されたり高額な費用を請求されたりする恐れがあります。
また、許可を保有しているかどうかだけでなくネット上で実績や口コミを見てみるのも、信頼できる業者を探す有効な方法のひとつです。許可の確認が取れないだけでなく、レビュー評価がよくない場合はトラブル回避のために、避けたほうが無難です。
福山市で金庫を処分する場合、手提げタイプに限り不燃ごみに出して処分できます。しかし、基本的には販売店や専門業者に依頼し、回収してもらう必要があります。
業者に依頼する場合でも中身を空にしておく必要があるため、中身がわからない金庫は解錠作業を先に済ませなければなりません。
金庫によっては非常に重く、持ち運びが大変であるため、運搬作業まで対応してくれる不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
福山市にある生必クリーナーでは金庫をはじめとした、自治体では処分できない不用品もまとめて回収いたします。不用品処分にかかる手間をまとめて引き受けますので、お気軽にご相談ください。
無料下見・見積もりに対応しており、買取可能な不用品があれば査定もいたします。電話・メール・LINE相談は無料で、不用品回収、ゴミ屋敷清掃、遺品整理のサービスに対応しています。福山市で金庫の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。
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