COLUMN
生必クリーナーコラム
一人で持ち運ぶのが困難な仏壇の処分方法に、お悩みの方は多いのではないでしょうか。仏壇を処分する際は、仏具店やお寺に引き取ってもらう方法などが挙げられます。
また、自分で運搬できるのであれば、燃やせる粗大ごみで出せば費用をかけずに処分できます。
本記事では福山市で仏壇を処分する方法と、処分時の注意点について解説します。仏壇の処分方法にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
福山市で仏壇を処分する方法は、4つあります。
仏壇を持ち運べるか否かといった点から、人によっておすすめの方法は異なります。ひとつずつ見ていきましょう。
福山市では燃やせる粗大ごみとして、仏壇を処分できます。後述する他の方法と違い、費用がかからないことが特徴です。
ただし、福山市の燃やせる粗大ごみは回収日が年に4回程度しかない点には、注意が必要です。また、魂抜きを自身でお寺の住職に手配しなければならないうえに、指定場所まで持ち運ぶ手間もあります。
手間をかけてでも費用を安く済ませたい方は、燃やせる粗大ごみでの処分がおすすめです。
仏具店によっては、使用済みの仏壇を引き取ってもらえる店舗があります。引き取りの際は基本的に有料ですが、魂抜きを行ってくれるので、お寺の住職にわざわざお願いする手間はありません。
仏具店に引き取ってもらうときは基本的に持ち込みになるものの、運送料を別途支払えば自宅まで引き取りに来てくれる店舗もあります。
費用については単独供養だと高くついてしまいますが、他の仏壇と一緒に供養する合同供養にすれば、安く抑えられます。
ただし、買い替えでないと引き取りに対応していない店舗もある点には、注意が必要です。処分のみを依頼したい場合は、仏具店が対応していることを事前に確認しておきましょう。
仏壇の引き取りをしてくれるお寺もあるので、日頃からお世話になっているところがある場合は、相談してみるのがおすすめです。お寺でも魂抜きをしてから引き取ってもらえるので、手間をかけずに処分できます。
関わりのないお寺であっても仏壇の処分には応じてくれますが、宗派が違うと断られる場合がある点には注意が必要です。宗派がわからない場合は依頼する前に親族などに確認しておくと、スムーズに進められます。
不用品回収業者であれば、宗派に関係なく仏壇の回収に対応しています。自宅まで来て搬出してくれるのはもちろん、利用者の都合に合わせて引き取りに来てくれます。
業者によっては即日での回収にも対応しているので、燃やせる粗大ごみのように年に4回程度の収集日に合わせる必要がありません。
また、不用品回収業者によってはワンストップで仏壇を処分できるように、お寺と提携しています。処分前の魂抜きもしっかり行ってくれるので、安心して依頼できます。
福山市で仏壇を処分する際にかかる費用を、処分方法ごとに以下の表にてまとめてみました。
処分方法 | 費用 |
---|---|
燃やせる粗大ごみ | 0円 |
仏壇処分業者 |
単独:40,000~80,000円 合同:5,000~20,000円 (魂抜き含む) |
お寺 |
10,000~50,000円 (いずれも魂抜き含む) |
不用品回収業者 |
5,000円~(処分のみ) 20,000円程度(魂抜き含む) |
安く済ませたいのであれば、燃やせる粗大ごみとして処分すれば費用がかからないのでおすすめです。
不用品回収業者であれば、仏壇業者やお寺に依頼する場合よりも安く済むうえに、他の不用品もまとめて処分できます。ただし、魂抜きを併せて依頼する場合は別途費用が発生するので、事前に見積もりを取って金額を把握しておきましょう。
仏壇処分を依頼する際の流れは、以下の3ステップです。
スムーズに処分するために、一つひとつ把握しておきましょう。
まずは仏壇処分を依頼する業者を選定するところから始めます。業者を先に選定しておくことで、後に行う魂抜きを進めやすくなります。
仏具店や不用品回収業者であれば処分前に魂抜きを行ってくれるうえに、自宅まで引き取りに来てくれます。業者ではなく福山市の燃やせる粗大ごみや、お寺に依頼する方法もありますが、自身で運搬する必要がある点には注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する際は、一般廃棄物収集運搬業の許可を保有していることを確認してください。持っていない業者に仏壇の引き取りを依頼すると、不法投棄やぼったくりなどのトラブルに遭うリスクがあります。
業者選定を終えても仏壇はまだ処分せずに、先に魂抜きを行います。
魂抜きとは、仏壇に入っているとされている魂を抜く儀式のことです。魂抜きを経て、仏壇は参拝の場ではなく、普通の家具に戻るとされています。
魂抜きは宗教や宗派によってやり方が異なります。そのため、自身の家系の宗教および宗派を確認してから、お寺の住職に魂抜きを依頼しましょう。
なお、魂抜きはあくまで神仏に対する信仰心によるものなので、工程を省いて仏壇を処分しても問題はありません。
魂抜きが終わった仏壇を回収してもらえば完了です。仏具店や不用品回収業者に引き取りを依頼する場合は、魂抜きが終わった流れで仏壇を回収してくれます。
福山市の燃やせる粗大ごみで依頼する場合は、年に4回程度しかない収集日に合わせて、自分で運搬する必要があります。
仏壇処分を行う際は、以下4つのポイントに注意してください。
上記を押さえたうえで、仏壇の処分を進めていきましょう。
仏壇の引き出しに物が入ったままだと、一緒に処分されてしまう恐れがあります。処分する前に引き出しに物が入っていないことを確認し、取り出しておきましょう。
あなたが仏壇の引き出しを使ったことがなくても、これまでのご先祖様が大切な物をしまっているケースは少なくありません。実際に仏壇の引き出しに現金や重要な書類がしまわれていることは、よくあります。
知らないうちにあなたの、そしてご先祖様の大切なものを処分することがないように、忘れずに引き出しの中をチェックするようにしてください。
宗教や宗派によって仏壇を処分するまでの流れが異なる場合があるので、自身の家系がどこなのかを確認してみましょう。
実際に浄土真宗では、魂抜きではなく「遷仏法要」と呼ばれる儀式を行った後に処分します。
とくに、お寺で処分を依頼しようと考えている人は要注意です。同じ宗派であっても住職の方針に左右されるので、従来とは異なる方法で進められる場合があります。
仏壇を処分する場合は他の親族とも相談し、了承を得てから処分するようにしましょう。とくに親族間で異なる宗派を信仰している場合は、念入りに話し合いが必要です。
実際に親族間で信仰や考え方の違いから、トラブルに発展した事例は少なくありません。親族全員が納得して処分できるように、処分するまでの流れを話し合い、共有しておきましょう。
仏壇だけでなく位牌も一緒に処分する際は、魂抜きも忘れずに行いましょう。多くの宗派では、仏壇と位牌の両方に魂が宿るとされているからです。
魂抜きを依頼する時点で位牌も行うのか確認されるので、事前に明確にしておきましょう。
なお、位牌を手元に置いておく人は、仏壇だけ魂抜きをすれば問題ありません。後になって位牌を処分することになったときは、ちゃんと魂抜きをしてから処分しましょう。
福山市で仏壇を処分する方法はいくつかありますが、安く済ませたいのであれば市の燃やせる粗大ごみに出すのがおすすめです。収集日が年に4回程度しかないので、急ぎで処分したい場合は、仏具店やお寺に依頼すれば引き取ってくれます。
仏壇の処分に加えて他の不用品もまとめて処分したい方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者であれば、依頼主の都合のいい日に自宅まで回収に来てくれ、自分で運び出す必要がありません。
手間をかけずに仏壇を処分したい方は、生必クリーナーへご相談ください。
当社は、福山市から一般廃棄物収集運搬業許可を取得している不用品回収業者です。遺品整理士を取得したスタッフも在籍しているので、遺品整理もまとめて承ります。電話・メール・LINE相談は無料で、不用品回収、ゴミ屋敷清掃のサービスに対応しています。福山市で仏壇の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。
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