COLUMN
生必クリーナーコラム
「引っ越しや大掃除などで一気に出た大型ゴミは、どこに持っていけばいいのだろう?」
「福山市の粗大ゴミは無料で出せると聞いたけど、具体的なルールが知りたいな」
思いがけず増えてしまった家具や家電などの粗大ゴミは、なるべく早く手放してすっきりさせたいものです。しかし自治体によって粗大ゴミの定義や処分方法などが異なるため、思わぬルール違反をしてしまわないよう注意が必要となります。
本記事では、福山市で粗大ゴミを処分する具体的な方法を6つピックアップし、それぞれの特徴や費用について分かりやすく解説します。また料金や回収できないゴミの種類、処分する際の注意点などについても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
粗大ゴミの処分といっても、手段は複数あります。福山市において代表的な粗大ゴミ処分方法としては、主に6つの方法が挙げられます。
処分したい品目の状態や大きさなどによって負担や費用が変動するため、事前の情報収集が大切となります。以下の解説をよく読んで、多様な処分方法を一通り把握しておきましょう。
福山市では年に4回、燃やせる粗大ゴミをほかの可燃性の不用品と同じタイミングで回収する制度があります。年に4回という回数は少ない印象を受けるかもしれませんが、上手に活用すれば無料で処分できるのが魅力です。
いわゆる普通ゴミと同じゴミ置き場にまとめて捨てられるため、整理整頓のタイミングを年4回の収集日に合わせておけば、ある程度効率的にゴミを減らせるでしょう。
収集日などはあらかじめ細かく設定されており、地域によって日程が異なります。もしタイミングを逃してしまうと、次の収集日までかなり先になってしまうケースもあるでしょう。また、日常的に出る可燃ゴミとは分別が異なるため、出し方にも注意が必要です。
ゴミ置き場に出す際は、ほかの住民の迷惑にならないように、収集日の朝に決まった場所にきちんと置いておきましょう。長期間放置していると、周囲の景観を損なうだけでなく、通行の妨げになるおそれもあります。
福山市では、ゴミ処理施設へ直接持ち込むことでも粗大ゴミを処分できます。回収日を待つ必要がないため、引っ越しなど急ぎで片付けたい事情がある場合や、まとめて大量に捨てたいときに重宝する方法です。
処理施設で直接受け付けてもらえば、無料収集対象の燃やせる粗大ゴミも、タイミングを気にせず出せます。
基本的には平日(月曜日~金曜日)の午前8時45分から午後4時45分まで受付時間が設けられています。持ち込みの際にはスケジュール調整に注意しましょう。特に年末年始や大型連休前後は営業時間が変わる場合もあり、混雑する可能性も高いため注意が必要です。
各施設の情報は以下の通りです。
施設名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
ふくやま環境美化センター | 福山市箕沖町107番地14 | 084-981-2020 |
慶応浜埋立地 | 福山市柳津町2285番地 | 084-934-3247 |
参考:【2024年度】祝日及び休日のごみ収集日,ごみ処理施設への持込み(福山市)
まだ使える家具や家電を手放すのであれば、リサイクルショップへの持ち込みも検討してみましょう。捨てるだけでなく、多少でもお金に換えられるのは大きなメリットです。
大型家電や大きめのインテリアなども査定対象となる場合が多いため、複数の品物をまとめて査定してもらえるかもしれません。持ち込みにかかる手間や運搬費用を上回る買取価格が付けば、結果的にお得に処分できる可能性もあります。
ただしリサイクルショップといっても買い取ってもらえる基準は店舗によって異なるため、買い取ってもらえないケースもあるでしょう。大型の家具や家電を運ぶのは大変ですし、持ち帰りを余儀なくされると時間と労力が無駄になります。事前に電話やメールで問い合わせておくことが重要です。
リサイクルショップの中には出張買取を行っているところもあるため、大型のものを持ち込むのが難しい場合は、そういったサービスを利用するのもおすすめとなります。
ジモティーなどの地域密着型のサイトやアプリを利用すると、大型の家具や家電を譲りたい人と欲しい人がマッチングできます。
自分では必要なくなった品物でも、別の人が欲しがっている可能性は意外と高いものです。特にまだまだ使えるけれど捨てるにはもったいないと感じる粗大ゴミがあるなら、ジモティーで新たな持ち主を探してみるのもよいでしょう。
投稿する際には、品物の状態やサイズ、使用年数などをできるだけ詳しく書いておきましょう。無用なトラブルを防ぎやすくなります。
受け取り方法や受け渡し場所などは、お互いの都合を考慮して決める必要があります。直接取りに来てもらう場合には大型の車が必要かどうかなど、事前に話し合っておくことが重要です。
注意点としては、引き取り希望者がなかなか見つからない場合もあることが挙げられます。したがって時間に余裕をもって掲載するのがポイントです。
フリマアプリは、インターネットのアプリを通して個人同士で不用品を売買できるサービスです。粗大ゴミとして処分してしまう前に一度出品してみることで、予想以上の価格で取引されるかもしれません。
特に人気ブランドの家具や人気メーカーの家電などは需要が高いことがあるため、一括で捨ててしまうのはもったいないケースもあるでしょう。
ただし大きな家具や家電を配送するとなると、高額な送料や特別な配送手配が必要になる場合があります。サイズが大きいほど送料負担も大きくなるため、最終的には取引価格よりも送料のほうが高くついてしまう可能性も無視できません。
また出品してもすぐには買い手がつかず、その間は自宅で保管し続けなくてはならない状況に陥ることもあります。
しかしその分、思わぬ収益を得られることもあるため、お得に処分したい方にとっては試してみる価値がある方法といえるでしょう。
粗大ゴミの処分を手間なく一度に済ませたいなら、不用品回収業者に依頼する方法もおすすめです。運び出しや回収の日時を相談できるため、平日に施設に持ち込むのが難しい方や、大型ゴミが多すぎて自力で搬出できない方にとっては大変便利でしょう。
また、引っ越しやリフォームと合わせて、一気に片付けをしたい場合にも重宝するサービスです。
ただし、業者選びの際は必ず許可の有無を確認してください。不用品の回収は、市区町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を得た業者のみが行えると法律で定められています。無許可業者への依頼は、法外な料金請求や不法投棄などのトラブルに繋がる可能性があるため、十分な注意が必要です。
生必クリーナーは創業50年の実績を持ち、不用品回収をはじめ、清掃や遺品整理まで、お客様の多様なニーズに柔軟に対応いたします。安心・安全な不用品処分をご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、最適なプランをご提案させていただきます。
方法 | 料金 |
---|---|
燃やせる粗大ゴミの収集日に出す | 無料 |
処理施設に持ち込む | 無料 |
リサイクルショップで売却する | 無料 |
ジモティーで希望者に譲る | 無料 |
フリマアプリに出品する | 無料 |
不用品回収業者に依頼する | 業者の設定料金や不用品の量によって異なる |
福山市では、燃やせる粗大ゴミを自治体に出す場合に手数料はかかりません。つまり無料で捨てることが可能です。ゴミ処理施設に持ち込む場合も同様です。
リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する場合も、処分の費用はほとんどかからないケースが多いでしょう。むしろ売却益が出ることもあるため、金銭的な負担を抑えたい方には魅力的です。
ただし必ずしも買い手がつくとは限らず、売るまでに時間がかかってしまうこともあるのがデメリットです。タイミングによってはまったく買い手が見つからず、結局ほかの方法を選ばなければいけないケースもあるでしょう。急ぎで処分したい場合にはややリスクが高いかもしれません。
不用品回収業者に依頼する場合は、回収する品目や量によって料金が変動します。まだ使えそうなものから壊れた家電まで一括で収集してもらえるため便利ですが、費用面は事前に相談するべきでしょう。
不用品回収業者に依頼した場合の、品目ごとの価格相場はおよそ以下のような具合です。
品目 | 料金 |
---|---|
ベッド | 5,000円~ |
タンス | 5,000円~ |
冷蔵庫 | 6,000円~ |
テレビ | 2,000~5,000円 |
福山市では、年4回のスケジュールで燃やせる粗大ゴミの回収を行っていますが、すべての粗大ゴミが対象になるわけではありません。例えば一時的に大量に発生したゴミは、行政側が対象外とするケースがあります。以下のようなものです。
また、畳や廃材といった分解や処理に手間がかかるものについても、ゴミ処理施設への持ち込みが基本となるため注意が必要です。
瓦やコンクリートブロックといった粗大ゴミも同様です。不燃系の廃材として扱われるため、受け付けている施設が限られています。処理の仕方を誤ると不法投棄とみなされるおそれもあるため、事前にどこで対応してくれるのかを確認しておきましょう。
回収されないものは、ゴミ処理施設へ直接持ち込んだり、専門の業者に依頼したりして処分するのが基本です。大きくて重たいものほど運搬には手間や費用がかかるため、車の手配や人手の確保などもあわせて計画する必要があるでしょう。
粗大ゴミを処分する際に注意すべき点としては、主に以下の3つが挙げられます。
上記をしっかり押さえておくことが、無用なトラブルの回避に繋がるでしょう。以下で順番に解説します。
粗大ゴミといっても、燃やせる粗大ゴミとして行政に任せられるものとそうでないものに分類されるため、自分が処分したいものがどちらに当てはまるのかを確認しましょう。福山市の燃やせる粗大ゴミの場合は、回収日が決められていて無料で出せるメリットがありますが、年4回しかないためタイミングを逃がさないことが大切です。
燃やせるとされる素材でも、分解しづらい素材が混じっているものなどは回収対象から除外されるケースもあるため注意しなければいけません。曖昧な場合は、市の案内やゴミ分別ガイドをチェックするのがおすすめです。
プラスチック製品や木製家具といった可燃性の素材でも、内部構造や付属パーツによってはリサイクル対象になったり、特定の処理施設でしか受け付けない場合もあります。念入りに分類や確認を行いましょう。
市が定めているルールに沿った形で処分しないと、回収場所に出しても持って行ってもらえないケースがあります。年4回の指定日以外に出したり、サイズや重さを無視して出してしまったりした場合には、違反とみなされる可能性が高いでしょう。
周囲の住民の迷惑にもなりますし、トラブルに発展するおそれもあるため、ルールは守らなければいけません。
処理施設へ持ち込む場合にも、受付時間や持ち込み方法が決まっています。平日のみの受付だったり、事前予約が必要だったりする施設もあるため、必ず事前に確認しましょう。市の公式サイトや電話相談で最新の情報を仕入れておくと、話はスムーズに運びます。
特に、一時的に大量の粗大ゴミが出るケースでは、地域に迷惑をかけないためにも早めに計画を立てておくことが重要となるでしょう。
ゴミ処理施設への直接持ち込みを検討しているのであれば、事前に受付時間や対応している品目を問い合わせておきましょう。大型の粗大ゴミを複数持っていく場合は、車のサイズや積載量にも注意が必要です。
リサイクルショップやフリマアプリでの売却や譲渡を考えている場合にも、事前の情報共有が欠かせません。相手が求めているものと自分が提供できるものが一致しているか、どのような状態なら買い取り可能かといった点をあらかじめすり合わせておきましょう。情報共有によって、お互いに不満が残りにくくなります。
いつどのような状態で持っていくのか、必要な人手や書類はあるかなどを事前に確認しておけば、当日にトラブルが発生するリスクを大幅に下げられます。
問い合わせや連絡をこまめに行い、余裕をもったスケジュールを立てましょう。
本記事では、福山市で粗大ゴミを処分する方法をいくつか解説しました。
自治体の無料回収や施設への持ち込みは費用がかからない反面、回収日は受付時間に制限があり、急ぎのときにはなかなか対応できません。
一方売却や譲渡はお得に処分できる可能性があるものの、常にスムーズに取引が成立するとは限らないため、時間や手間がかかることも覚悟する必要があります。
不用品回収業者なら一気にゴミを引き取ってもらえますが、業者選びや料金の確認などの手間がかかります。
それぞれにメリットデメリットがあるため、自分の状況やゴミの種類によって最適な手段は異なります。たかがゴミ捨てと高をくくることなく、慎重に考える姿勢が大切です。
もし粗大ゴミの処分について信頼できる業者をお探しであれば、ぜひ生必クリーナーまでご相談ください。
生必クリーナーには50年の実績があり、不用品回収以外にも、遺品整理やゴミ屋敷清掃も行っています。見積もりは無料なので、電話・メール・LINEからお気軽にご相談ください。
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